Press Release Apr 02, 2020


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2020年6月9日―14日、 オンラインでの開催へ

日本映画祭ニッポン・コネクションは毎年フランクフルト(ドイツ)にて開催されていますが、今般新型コロナウイルス拡散の状況を受け、第20回目の開催となる映画祭を例年とは異なり、オンラインで開催することを決定しました。映画祭訪問者、ゲスト及びスタッフの安全を最優先することがその背景となっています。

映画祭ディレクター、マリオン・クロムファス(Marion Klomfass)氏 「映画祭を中止することは考えられませんでした。後援者及び協力パートナーと度重なる話し合いの後、今年で20周年記念を迎えるニッポン・コネクション映画祭を、6月9日から14日までオンラインで開催することにしました。この難しい状況下でも出来るだけの事を尽くし、新たな挑戦に前向きに取り組んでいきたいと思います。」

ニッポン・コネクション・オンライン

ニッポン・コネクション公益法人のチームは現在、ニッポン・コネクション20周年版に向け、全力を挙げて新たなコンセプトに取り組んでいます。「ニッポン・コネクョン・オンライン」では最新の長編短編日本映画が上映される他、参加型のライヴストリーム、映画人トークなど、更なるプログラムを準備しています。

映画祭プログラム部門長、フロリアン・ヘア(Florian Höhr)氏 「現在のような危機に直面しても、映画祭ニッポン・コネクションは、ここドイツで、日本の映画や映画人たちが発信することのできるプラットフォームであり続けたいと考えています。今回、映画祭をオンラインで開催することで、引き続き観客の皆様に日本映画の今を幅広くお伝えすることができます。」

更に、多彩な文化・芸術の催し物をデジタルコンテンツとして配信する予定です。オンラインで開催されるワークショップ、講演、コンサートや市場(いちば)等を通じて、映画祭期間中にご自宅から日本文化を体験することができます。

ニッポン・カルチャー部門長、マリークレア・リチャードソン(Marie-Claire Richardson)氏 「設立当初から、本映画祭は多彩なカルチャープログラムを提供してきました。現在ような状況下でも、芸術家の方々がオンラインで作品を公開できる場を提供し続けたいです。」

ニッポン・コネクション・オンラインのプログラムの詳細は、順次発表されます。

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